難しいシーン
- 景山陽
- 2月10日
- 読了時間: 1分

杉山の下見へ。
前回来たよりも杉の木がオレンジ色に染まっている。あと1ヶ月もかからずに花粉飛散のピークがやってくる。
杉の木が花粉のシーズンになるとオレンジ色に染まるのは、葉の先端に付いた雄花がオレンジ色をしているからなのだが、葉が茶色っぽくなっている個体もたまに見かける。
帰宅したら、植物の難しいシーンの撮影を依頼された。
依頼されたシーンは、僕の知る限りでは3人ほどの自然写真家が撮影をしているが、高いクオリティで撮影出来ているのは、埴沙萌さんだけだ。
撮影するには特殊なセットを作らなければならない上に、撮影期間が3ヶ月近くかかるため、失敗の確率が高い。
実は、去年の夏頃にお試しで同様のシーンを撮影していたのだが、10株以上植えて、満足のいくクオリティで撮れた個体はひとつも無かった。
まあ、何とかなるだろう。
ところで、僕の緊張しいは治る日が来るのだろうか?
今日はリモートで打ち合わせをしたのだが、相手は初対面の人間ではないのにも関わらず緊張してしまい、会話の最中、パソコンデスクの下では足がプルプルと震えてしまっていた。
重症すぎて嫌になる。
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