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  • 景山陽
  • 3月17日

朝6時に出発。山梨周辺は強風の予報。

今日こそ、花粉が山から煙のように飛ぶ様子が撮れるかもしれない。

数日前の日記で「今年はもうこれがラストチャンスかも…」みたいなことを書いたと思うが、今回が本当のラストチャンスだろう。


僕は、金がかかるので高速には滅多に乗らないが、今日は気合いが入っていたのですぐにでもフィールドに着きたくて高速を使った。


結論から言うと、今日も撮れなかった。

最初に向かった静岡のフィールドは、スギの雄花が結構落ちてしまっていてピークからは程遠い状態だったし、その後に向かった身延町も、スギが風で揺さぶられても花粉が出ている様子は見られなかった。もう、旬が過ぎてしまったのだ。

植物の撮影は、旬が過ぎてしまうと手も足も出ない。


帰宅後、2日前に採集したスギの雌花の様子を見たら、見事に受粉滴を分泌してくれていた。

屋外だと、風や日差しが強い日は受粉滴が蒸発しやすいので、1度屋外に持ち帰った方が撮影しやすいのかもしれない。

今年は、他にもいくつかの植物の受粉滴を撮影する予定だが、今のようなノウハウが分かればそこまで苦戦しないだろう。


今回失敗した花粉飛散のシーンみたいに、1度も目撃したことの無いシーンの撮影は、そもそも写真を撮る段階まで辿り着けないことが多く、撮影時間よりも移動時間の方が長かったりと、ひたすらにもがく事になる。


 
 
  • 景山陽
  • 3月16日

昨日、スギの雌花を撮影用に採集してきたのだけれど、イマイチ開き具合が良くない。

まだ雌花はピークじゃないのか?

受粉滴も、ほんの少ししか分泌されていないし。写真に写ってくれるほどの量が無い。もう1週間くらい様子を見てみる必要がありそうだ。

今朝は雨。写真撮影は諦め、ソメイヨシノの冬芽を採集しに行った。断面を撮影するためだ。

断面を切断する冬芽は、今の時期から一週間くらいの、やや緑がかって膨らみ始めた冬芽が良い。今くらいの時期の冬芽を切れば、花芽の中に黄色い蕊を見ることができる。


 
 

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