ブログを移行しました。景山陽3月18日WIXブログを約2年使っていましたが、コストがかかるのと、スマホアプリの不具合が多く使い勝手が良くないのでブログを移行しました。移行先は↓https://kageyama-hinata.blogspot.com/?m=1
旬が過ぎた景山陽3月17日朝6時に出発。山梨周辺は強風の予報。今日こそ、花粉が山から煙のように飛ぶ様子が撮れるかもしれない。数日前の日記で「今年はもうこれがラストチャンスかも…」みたいなことを書いたと思うが、今回が本当のラストチャンスだろう。僕は、金がかかるので高速には滅多に乗らないが、今日は気合いが入っていたのですぐにでもフィールドに着きたくて高速を使った。結論から言うと、今日も撮れなかった。最初に向かった静岡のフィールドは、スギの雄花が結構落ちてしまっていてピークからは程遠い状態だったし、その後に向かった身延町も、スギが風で揺さぶられても花粉が出ている様子は見られなかった。もう、旬が過ぎてしまったのだ。植物の撮影は、旬が過ぎてしまうと手も足も出ない。帰宅後、2日前に採集したスギの雌花の様子を見たら、見事に受粉滴を分泌してくれていた。屋外だと、風や日差しが強い日は受粉滴が蒸発しやすいので、1度屋外に持ち帰った方が撮影しやすいのかもしれない。今年は、他にもいくつかの植物の受粉滴を撮影する予定だが、今のようなノウハウが分かればそこまで苦戦しないだろう。今回失敗した花粉飛散のシーンみたいに、1度も目撃したことの無いシーンの撮影は、そもそも写真を撮る段階まで辿り着けないことが多く、撮影時間よりも移動時間の方が長かったりと、ひたすらにもがく事になる。
雌花が景山陽3月16日昨日、スギの雌花を撮影用に採集してきたのだけれど、イマイチ開き具合が良くない。まだ雌花はピークじゃないのか?受粉滴も、ほんの少ししか分泌されていないし。写真に写ってくれるほどの量が無い。もう1週間くらい様子を見てみる必要がありそうだ。今朝は雨。写真撮影は諦め、ソメイヨシノの冬芽を採集しに行った。断面を撮影するためだ。断面を切断する冬芽は、今の時期から一週間くらいの、やや緑がかって膨らみ始めた冬芽が良い。今くらいの時期の冬芽を切れば、花芽の中に黄色い蕊を見ることができる。