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見つからない

  • 景山陽
  • 2024年8月19日
  • 読了時間: 2分

夜明け前、野暮用でヒマワリ畑を少し下見、5時に家に帰宅して少し仮眠をとった。

8時頃、少し雲が出てきて涼しくなったので撮影用の昆虫を採集しに行くことにした。


今回の目的はコナラシギゾウムシ。

コナラのドングリに穴を開けて産卵をする甲虫だ。

去年、よく似た種類のクヌギシギゾウムシの産卵シーンを撮影したが、どちらかと言うとコナラシギゾウムシの方が本の中ではメジャーなので、今年こそはコナラシギゾウムシの方を撮影したい。

いつものフィールドで、虫網が届く高さにあるコナラのドングリをひたすらに見て歩くが、コナラシギゾウムシは見つからない。

場所が悪いのか?と少し北上して北杜市の方まで行ってみたが、そこでも見つけることはできず。

実は、去年もどんぐりに集まるシギゾウムシ類を探した時に、クヌギシギゾウムシやハイイロチョッキリは簡単に見つかったのにコナラシギゾウムシだけは最後まで見つからなかったのだ。

そこまで個体数の少ない生き物では無いはずなのだが。

少し環境を変えてみて、里山ではなく、山を散策した方が良いのかもしれない。


ムクゲの花が咲いている。


マルハナバチの仲間がやってきた。体を使って花粉を必死に集める。


体中花粉だらけで、種類が分からない。

初め、寄生菌か何かに侵されたセミが飛んできたのかと思った。

これだけ体に花粉が付いていれば、訪れた花たちをほぼ確実に受粉させるのだろう

オオブタクサの花が咲き始めた。秋の花粉症の原因としてかなりメジャーな植物なので、今年はちゃんと花粉飛散の様子を撮りたい。

一応、花粉を撮影する準備が整っているかどうか確認するために少し揺らしてみたら、黄色い花粉が飛び出してきた。

ちゃんとしたクオリティの写真を撮るとなると、抜けた背景と柔らかい逆光が必要になるので、撮影にはやや手間がかかる。

どこにでも生えているので、花期が最盛期を迎えているうちに良さげな場所を見つけ、撮影を始めたい。


 
 
 

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