蕊を巻かずとも
- 景山陽
- 2024年10月18日
- 読了時間: 1分

撮影用に育てているツユクサ。
観察しているうちに、気が付いたことがある。
ツユクサは、花を閉じる時に蕊を巻き上げることによって蘂同士がくっ付いて自家受粉をすることで有名だ。
しかし、まだ蕊を巻き上げる前の段階で既に雌しべに花粉がくっ付いていることが結構あるのだ

☝️柱頭に花粉を付けた雌しべ(写真中央)
おそらくだが、開花直前の蕾の中で既に蘂同士がくっ付き、自家受粉しているのだろう。
そうなると、ツユクサは蕾の中で1回、開花中に虫がやってきたら1回、花が閉じる時に1回、計3回受粉のチャンスを持っていることになる。
他の自家受粉をする植物、例えばオオイヌノフグリなんかも、蕾の中で既に自家受粉していたりするのだろうか?気にして見てみたい。
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