葉の透け感
- 景山陽
- 2024年9月18日
- 読了時間: 2分

ソメイヨシノの一本木を定点撮影している公園に行ったら、予想以上に紅葉の進行が早くて焦った。
もう葉が紅葉し始めて、全体的に木が黄色味を帯びている。
今すぐにでも一本木の撮影をしたかったのだが、今日は雲が多くて撮影には適さない天気。一本木の撮影は明後日に後回しにすることにした。
一本木の撮影とは別に、葉の紅葉の定点撮影もしておきたい。
もたもたしているとほとんどの葉が紅葉し始めてしまうので、早いうちに一カット目を撮ることにした。

状態の良い葉を見つけたので撮影。
日陰になっている場所にストロボを正面から一灯炊いた。定点撮影の一カット目としては無難な一枚だと思う。

こっちの写真は、正面のストロボに加え、逆光のストロボをもう一灯入れた写真。上の写真と比べると、葉の透け感が出ていて立体感がある。
個人的に好きなのは二枚目なのだが、この手の写真はあまり凝りすぎると自己満足になってしまうきらいがある。
飯村茂樹さんが撮影を担当されている「自然キンダーブック さくら」には葉が紅葉していく様子の連続写真が載っているが、あくまで順光のシンプルな写真だ。
一方、他の本に載っているモミジやイチョウの紅葉は逆光のライティングで撮影されているように見える。
結論、変に凝りすぎて違和感が無ければどちらでも良いのだろう。
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