芽生えのスピード
- 景山陽
- 2024年2月6日
- 読了時間: 2分

2日前に採集して濡れた脱脂綿の上に置いておいたセンダングサの種が発芽した。
最低でも1週間くらいは発芽にかかるかと思っていたが、わずか2日で発芽を始めたのだから驚きだ。
タンポポなんかも比較的発芽が早いが、それでも1週間から10日はかかったように思う。
センダングサの仲間はどこにでも蔓延る外来種として知られているが、種が動物に引っ付くという特性の他に、こういった発芽力の強さというのも勢力を拡大し続ける要因なのだろう。

2日前に採集した種たち。
左のスペースには、カナムグラ、アレチヌスビトハギ、コセンダングサ、イノコヅチが入っている。
右側に入ってるプロペラのような実は、アベリアの実だ。
このプロペラのような翼で風に乗って遠くまで種を飛ばす。
実際に実を投げてみると、タケコプターのようにクルクルと回りながら飛んでいくのが面白い。
この形の種が芽生えればかなり面白い姿になるのではないかと思って発芽に挑戦しているが、芽生えるだろうか。
ネットで「アベリア 芽生え」で検索してみても、それらしき画像が一切出てこないので、発芽に挑戦している人が少ないのかもしれない。
ちなみに、「アベリア 種」で検索すると、海野和男さんの小諸日記に唯一まともにアベリアの種が載っていた。
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