花粉は終わり
- 景山陽
- 2024年10月22日
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10月も後半になると、草むらは晩秋の様相を呈している。
秋の花粉のシーズンは終わり、秋のタネのシーズンへと移り変わっていく。
9月頃に草むらを歩いていると、草を掻き分ける度に足元や頭上で花粉が飛び散るので花粉症には辛かったが、今年は逆にそれら花粉を撮りまくったので、花粉を好きになった。
花粉は、風で飛んだり、虫に運ばれたり、見ていると面白い発見がかなりある。
いつか、花粉の本を作りたい。

ススキは、全体像を撮るのなら9月頃の方が綺麗に撮れると思う。晩秋が近づくと、葉の色が黄色味を帯びてきてくすんでくるのだ。

薄暗い林に行くとほぼ必ず生えているチジミザサ。
実の先端から粘液を出して、動物にくっ付く。
所謂ひっつき虫の仲間だ。

農道でナンテンハギが咲いていた。
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