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肝心なとこ

  • 景山陽
  • 2024年12月7日
  • 読了時間: 2分

この季節、外を歩いていると大きな綿毛が飛んでいるのを見かけることがある。

ガガイモの綿毛だ。

風が吹くと大きな綿毛が外に引っ張り出されて、次々と飛んでいく。

綿毛が飛ぶ様子をしばし撮影。

このシーンの場合、ただ綿毛が飛ぶシーンと言うよりは、ガガイモの種子散布シーンとして成り立つ写真を撮りたい。ということは、写真には綿毛だけでなく肝心の種子が写っていなければならない。そう考えると、上の写真は失敗。

綿毛で種子が隠れてしまっている。肝心なところが写っていないのだ。

例えるなら、花の受粉を説明するシーンなのに肝心の蕊が写っていないようなもの。


こっちの写真なら、種も写ってるし、何とか最低限のクオリティだ。

問題は、飛んで行った種を拡大してみると微妙にピントが甘いこと。こればかりはピント面と風向きが完全に合っていないといけないので結構難しい。


最近、説明的な写真ばかり撮っている気がする。

具体的でわかりやすい写真だけ撮っていたら、その内つまらない写真しか撮れなくなりそうで怖い。

そこで、たまには思い切り遊んでみることにした。

先日、アカマツの種の回転を撮った際に、スローシャッターで生まれた回転の残像が想像以上に美しくて驚いた。

なので今回は思い切ってもっと遅いシャッターで撮ってみた。

ここまで残像が大きいともはや回転しているのかどうか分かりずらいかもしれないが、今回はそんなことは気にしないようにした。







 
 
 

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