生態を深追いする
- 景山陽
- 2024年12月30日
- 読了時間: 2分
午前中から市内の公園を巡りまくり、サザンカが植えられていないか探した。
サザンカが植えてある公園は幾つか見つかったのだが、鳥の気配が無い。
時間帯をずらしてまた訪れてみようか。
僕は、鳥の撮影経験がほとんど無いので、鳥の見識も浅い。同じ自然写真でも、また1から新しい写真を始めるような気分だ。
植物であれば、「あの山の北側の斜面には○○が生えていて、夕方頃になれば順光が当たって…」とすぐにわかるのだが、鳥の場合はそうはいかない。
普段、鳥を撮らない理由はいくつかあるのだが、一番は、生態を深く追って撮影することが困難だということ。
これは、物理的に難易度が高いという意味ではなくて、鳥の営巣写真や子育てのシーンを撮影することに対する世間の目が厳しくなってしまっているという意味だ。
鳥との距離感がわかってない人達が無闇に近づいて撮影した結果、鳥の生活に悪影響を及ぼすことが問題視されているというのが、世間一般の認識であり、時代の流れ。
僕はこの流れに逆らうつもりも無いし、何か強い主張をするつもりも無い。
ただ、僕の中で生き物の写真と言えば生態写真なので、繁殖等の生態に迫ることが許されない分野には積極的に取り組もうと思えなかったのだ。
とは言え、生き物は基本何でも好きなので、いざ撮ろうと決心してしまえばどんな生き物の撮影でも夢中になれるのだが。
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