検出しない
- 景山陽
- 2024年11月8日
- 読了時間: 2分
赤外線センサーを使った撮影だが、予想以上に苦戦している。
数ミリの物体を検出はしてくれるのだが、実際にスミレの種を弾けさせてみると、高速で弾ける種を検出してくれない。

やはり2㎜径のスリットではビームが太すぎて、種を検出できないのだろうか?
それかセンサーの受光部に問題があるのかもしれない。もう少し感度を調節してみようか。

暗室でセンサーをいじっていたら、いつの間にか夕方になってしまった。日が暮れる前に少し外出。
農道沿いの開けた場所に、柿の木を見つけた。

このように背景がすっきりした場所に一本だけ生えている木は中々無い。
せっかくだから一年間この木を定点撮影してみようかな。ただ、この木は葉の落ちが悪い。おそらく冬になっても葉が落ちずにだらだら残っているタイプの木なので、定点撮影には不向きかもしれない。
定点撮影は、それぞれの写真を比較したときに季節感が感じられることが大切なので、秋になっても紅葉しないとか、冬になっても落葉しないとか、季節の変化に疎い個体は撮影に向かない。

ツリフネソウの実が弾けずにいくつか残っていたので採集しておいた。
かなり刺激に敏感で、持ち帰る途中で殆どの実が弾けてしまっていた。

日の暮れた帰り道、柿の一本木をまた見つけた。
この個体は葉もすっかり落ちていて、樹形も良い。しかし、背景の抜けがよくないのと、すぐ隣に鉄塔が立っているせいで引きで撮りにくい。
もう少し理想的な木を探してみようと思う。
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