新しいレンズを買う
- 景山陽
- 2024年8月25日
- 読了時間: 2分
ヒマワリの開花の撮影が一段落した。
ただ開いていく様子を撮るだけ、と言われたらそれまでなのだが、実際にやってみるとかなり泥くさい撮影だ。大抵、虫に食われたり雨で蕾が痛んだりといった要因で失敗することが多い。

8月21日 早朝

8月22日 蕾が開いてきた

8月23日 早朝 舌状花が開き始める

8月23日 昼間

8月23日 夕方 ほぼ開いた

8月24日 早朝 完全に開いた
一連の写真は、正直に言うと失敗だ。
最後の写真を見てもらうとわかるのだが、右下にある舌状花が1枚だけ萎れている。おそらく蕾の時期に虫に喰われたのだろう。
ヒマワリの開花の写真と言えば、青空を背景に、大きくて状態の良いヒマワリを撮影するのが定番の絵だと思う。
一連の写真は、天候条件が良くなかったこともあって、それらの条件を満たしておらず、ただ開花を説明するだけの写真だ。
それでも、撮らないよりはマシだと思って撮影したのだ。

昨日、ずっと欲しかったレンズを買った。
OMSYSTEMから出てるマクロレンズの、M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PROだ。
このレンズは去年発売されたレンズだが、35mm換算で4倍の撮影倍率を持っていて、微小な被写体を撮影するのにこれ以上ないほど便利な道具だ。
MFレンズで良いのならlaowa25mmのような高倍率レンズもあるが、電子接点が付いていてフォーカスブラケットが可能なレンズとなると、現状ではこのレンズが一番なのではないだろうか。

今朝、早速試し撮りをしてみた。
被写体はアサガオの雌蕊。
転載対策のために上下を16:9の比率にトリミングしているが、左右は一切トリミングしていない。
テレコン無しでこの倍率の撮影ができるのは本当に嬉しい。
以前はこの手の微小な被写体の撮影は、60mmマクロに接写リングを付けて対応していたのだが、画質の劣化が激しかったので不満があった。
これで心置きなく、微小な被写体の撮影に力を入れられる。
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