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折りたたむ

  • 景山陽
  • 2024年10月25日
  • 読了時間: 2分

早朝、タンポポの開花を撮ろうと6時前に家を出たのだが、フィールドに着いた6時過ぎには既に蕾が開き始めてしまっていた。

今年の4月に開花を撮影した時は7時頃にやっと蕾が開き始めたのだが、季節によって開花時間は違ってくるようだ。

4月よりも今の季節の方が日の出も遅いし、早朝の気温も低いのに、開花は今の季節の方が早いのは不思議だ。


予定が狂ったので、カタバミの撮影をすることにした。

カタバミの葉は、一日のうちに開いたり閉じたりを何回か繰り返す。


朝、曇り。葉は開いている。

昼頃、雲が散って直射日光が当たるようになると、葉が折りたたまれた。

夜、葉は閉じたまま。


カタバミの葉の開閉を観察する上で鍵となるのが、太陽光だ。

太陽光が弱い曇りや日陰では、葉は光合成を効率良くするために葉をめいっぱいに開く。

逆に、直射日光が強く当たるような条件だと、強すぎる太陽光による蒸散を防ぐためなのかは知らないが、葉を閉じる。

そして、全く光が当たらない夜になると、そもそも光合成をする必要が無いのでまた葉を閉じてしまう。


夜、オシロイバナの花粉を撮影したくて花をいくつか採集しに行った。

オシロイバナは夕方四時頃に花を咲かせ始めるが、蕊の先端の葯から花粉を出すのは完全に暗くなってからだ。

流石に10月後半ともなると小規模な株は既に枯れ始めているものもあるが、大規模な株になるとまだ元気よく咲かせていた。




 
 
 

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