心は強くならないまま
- 景山陽
- 3月10日
- 読了時間: 2分
24歳になってしまった。
20代を生き抜けるだろうか?怖くて仕方がない。

ウメを採集して、ひたすらに断面を切る。
花の基部には、キラキラと蜜が分泌されている。
サザンカやヤブカラシなんかは、蜜が大量に分泌されるので写真に撮りやすいのだが、ウメは蜜の水滴一つ一つが小さいので、寄りで撮らないと分かりづらい。

ボタンヅルの芽生えは、屋外で撮り直してみた。一昨日よりはマシだろう。
庭に大きい木や低木を植えていれば、庭での撮影時に緑色の背景として活用できるのだが、うちの庭はそんなに広くない。
花粉を撮影しに、山梨県南部へ向かった。
予報によれば、明日以降、天候が崩れる日が続くので、青空が出ている今日のうちに撮っておきたいシーンがいくつかある。
いざ現地に着くと、スギが風で揺れている様子は見えるが、花粉が目に見えるほどには飛んでいなかった。一番撮りたいのは、山から花粉が煙のように立ち上るシーンなのだが、中々そのシーンに出くわせない。まだ飛散のピークじゃないのか?
「もっと暖かい場所に行けば花粉も飛んでいるかも」と思い、二時間ほど車を走らせ静岡の葵区に行ってみることに。

静岡に行っても結果は同じだった。やはり飛んでいない。
ためしに近くにあったスギの雄花をつついてみたら、花粉が大量に舞い散った。ちゃんと雄花の葯は開いているようだ。スギの状態は万全らしい。
と言うことは、花粉が煙みたいに立ち上るにはもっと強い風が必要なのだろう。山梨南部も静岡の葵区も、今日は最大風速が4msほどだったが、その程度の風では足りないのか。

花粉光環は出ていた。
長時間の運転に加え、花粉を浴びすぎて猛烈に具合が悪くなったので、帰宅した。
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