写真のムード
- 景山陽
- 3月8日
- 読了時間: 2分
午前中、調子が上がらなくて家でゴロゴロしていた。低気圧の日は、やはり体調が優れない。
11時頃から活動開始。
道の駅に寄ったら、とても形の良いサツマイモが沢山売られていた。

やや細長くて、曲がりの少ない個体で、撮影に適している。これだけあれば、幾つかカビたりしても、もう買い足さずに済むだろう。

昨日撮影したボタンヅルの写真が、どうしても気に入らなかったので撮り直すことに。
ちゃんと写ってはいるのだが、普通すぎる気がする。
ボタンヅルの芽生えは、過去に埴沙萌さんが撮っているのだが、その写真がとても良い。
何と言うか、凄くムードがある写真なのだ。
パッと見比べた時に、僕の写真より埴沙萌さんの写真の方が圧倒的に良い。
室内で、光や背景を試行錯誤してみるが、どうやっても埴さんの写真より良くならない。
今一度、埴沙萌さんの芽生えの写真を分析してみると、まず、背景が遠い。
埴沙萌さんはほとんどの芽生えの写真を庭で撮影していたようなので、背景には背景用紙ではなく、庭の植物がボケて映り込んでいることが多い。
そして、屋外で撮影しているので、大半の写真が自然光でライティングされている。もちろんレフ板やLEDも使われているが、自然光中心のライティングが多い。
屋外での撮影は、状況を完璧にコントロールしづらい分、写真にアクが生まれるので、それが良い味になっているのだと思う。
ベテランの撮った写真でも、自分が撮影したことのある分野ならそれが室内で撮られたのか屋外で撮られたのか何となく分かってしまうのだが、屋外で撮った写真には、どうしても室内で再現できない味があるのだ。
照明の色温度や位置をいじくり回していたら、どのライティングが正しいのかゲシュタルト崩壊してきた。
やはり屋外で、朝や夕方の柔らかい斜光で撮影し直してみるか。
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