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メヒシバとクロナガアリ

  • 景山陽
  • 2024年9月28日
  • 読了時間: 2分

秋になると、雑草のタネたちがいっせいに熟して地面に落ちる。

植物によってはタネを風に運ばせたり水に流させたりして遠くまで運ぼうとするが、熟したらそのまま重力で地面に落ちるだけの植物も沢山いる。

メヒシバのタネは、そんな重力散布を行うタネの一つだが、生えている場所によっては、落ちた後にアリに運んでもらうチャンスに巡り会うこともある。


クロナガアリは、タネを専門に食べるアリの仲間で、涼しい時期になると地表に出てきて餌となるタネを収穫する。

クロナガアリの巣の前でじっと待っていると、様々な植物のタネを運んでくるので面白いのだが、特に沢山運んでくるのがメヒシバの種。

メヒシバはイネ科の雑草で、何処にでも生えている植物なので単純に数が多い。


運ばれたタネは、ほとんどが光の届かない巣の中に運ばれてしまうので発芽できずにアリに食べられる運命なのだが、まれにアリが何かしらの妨害を受けてタネを運び損じると、途中まで運ばれたりその場所でメヒシバは芽生えることができる。


庭にランタナが植えてあるのだが、蝶が結構好むようで、よく吸蜜に来る。

一番よく来るのはセセリチョウの仲間たち。


庭にセセリチョウがよく来るおかげで、アサガオの蜜を吸いに来ている様子も撮影することができた。

アサガオの蜜は、そこまで量が多くないので撮影が難しい。

断面を切ると蜜でテカテカしてはいるのだが、撮影するためにライティングや花の位置を調整している間に蜜が乾いてしまう。

上の写真は、僅かに蜜のテカリが出ているのだが、言われなければわからないレベルのテカリなので、失敗作だ。


 
 
 

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