フォーカスブラケットとストロボ
- 景山陽
- 2024年10月15日
- 読了時間: 2分
ツユクサの自家受粉を撮影したことはあるが、蕊の説明をする写真を撮っていないことに気が付いたので、撮っておくことにした。

一番下の一本が雌蕊で、上の二本が雄蕊だ。花が閉じるにつれて、蕊がくるくると巻き始め、雄蕊と雌蕊がくっ付いて受粉する。

雄蕊の拡大。
沢山の黄色い花粉が付いている。
この写真は、フォーカスブラケットで撮影した写真をPC上で深度合成したのだが、撮影中によくわからないトラブルがあった。
フォーカスブラケットでストロボを使用したら、途中で撮影が強制終了されてしまうのだ。何回やり直しても、10数枚撮ったあたりで撮影が止まってしまう。
ストロボのチャージ時間は余裕をもって2秒に設定しているし、静音撮影時のストロボ発光もちゃんと許可にしているのだけれど…
使用している機材は、ボディがOM-1で、ストロボはgodoxのMF-12とAD200をトランスミッターのX2Tで発光させている。
EM1markⅡ時代は問題なくこの組み合わせでフォーカスブラケットを使用できていたのだけれど、なぜできないのだろう。
僕のOM-1がこわれてるのかな?
結局、上の写真たちは手動でピントをずらして撮影した写真を深度合成した。
ストロボが使えないのなら、定常光でライティングすれば良いんじゃないの?と思われるかもしれないが、微小なものを撮影する際にスタジオ用のLEDを使用すると、排熱風が被写体に当たって、どうしようもなく揺れてしまうのだ。

昨日、クリシギゾウムシが栗から脱出する様子を撮影したのだが、脱出後、すぐに地面に潜っていく様子も撮影してみた。

柔らかい地面を見つけた

体を乗り出し

すっぽりおさまる

また来年
よくよく考えれば、もっと幼虫の正面から撮影した方が顔も見えるし地面を掘っている様子もわかったよな、と反省。
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