ススキはややこしい
- 景山陽
- 2024年9月30日
- 読了時間: 1分

散策中、一瞬だけ日差しが出てきたのでオオバコの花粉撮影に挑戦してみた。

やれるだけやってみたが、風が強すぎることもあってやはり上手くいかない。とにかく数をこなすしかなさそうだ。

林縁でオオオナモミが若い実をつけ始めていた。

雄花も咲いている。
オオオナモミの花は風媒花らしいので、少し指でつついてみたら、確かに花粉が飛び散った。

こちらは雌花。

普通のススキに紛れて、紫色を帯びたススキが良く生えているが、これはムラサキススキと呼ばれているもの。ススキには変異が多く、同じススキでも雌花の色が違ったり、雄花を咲かせる量に差があったりと、中々にややこしい。

こちらは花を咲かせたススキの穂を拡大した写真だが、黄色い雄花と紫色の雌花が咲いていることがわかる。

一方で、上の写真もススキの雌花を拡大して撮影したもの。こちらの雌花は白色だ。
一見同じ見た目のススキでも、マクロの部分ではかなりの差異がある。

クロナガアリがタネを運ぶ様子を室内で撮影できるように、セットを組んでみた。
まだ土を敷いただけなので背景があまり良くないが、ローアングルでアリの目線に合わせることができれば背景の分離を良くすることができる。
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