ガラクタばかり
- 景山陽
- 2024年12月24日
- 読了時間: 2分
ここ数週間、アカマツやカエデの種子を撮影するための風洞を工作したりしたせいで、部屋がぐちゃぐちゃ。
白バックで凝ったライティングをするために照明の位置を調整しようとしたら、部屋中に散らばった物のせいでスペースが足りない。
仕方がないので撮影部屋の整理をした。
実際に整理をしてみると、撮影部屋を圧迫しているのはゴミではなくガラクタ。どれも何かしらの撮影で工作したり、買ったりしたもの。
殆どがしばらくは使わない物だが、要らないかと言われると絶対にいる。いつかは使う時が来る。
特に、電子工作の残骸がいたるところに散乱しており、足の踏み場が無い。
一か月くらい前に、カタバミの種子飛散を撮影するためのセンサーシステムを工作していたのだが、予想以上に苦戦してしまい、それなりに使える完成度に達する頃にはカタバミの時期が終わってしまっていた。
最終的には細い糸に反応してくれるくらいの感度には仕上がったので、ビームの位置さえ上手く調整できれば使えると思うのだが、あとは超高速で動く種を検出してくれるかどうか…
こればかりは実際にやってみないとわからないと思う。
植物の種飛散など、この手の特殊なシーンの撮影は、普通のカメラや機材では太刀打ちができないので、今でもセンサーシステムの工作が必須。
電子工作の知識ゼロの状態からの出発だと少し手間がかかるのだが、巷に情報がゼロの状態から栗林慧さんやスティーブンダルトンが瞬間写真に取り組んだ1970年代とは違い、現在では電子工作の情報がネットにあふれているし、便利な道具もいっぱい出ているのだから、挑戦しない選択肢は甘えになってしまうだろう。
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