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- 景山陽
- 2024年7月24日
- 読了時間: 2分
先日失敗したアサガオの芽生えの連続写真を撮り直すことにした。
前回は、土が固まりすぎたせいで芽生えが傷ついてしまったので、今回は土にこまめに水を吸わせ、土が固まりすぎないようにした。

①土が盛り上がってきた

②赤い茎が見えてきた。

③

④葉が出てきた

⑤土から完全に顔を出した。

⑥首をもたげて背伸びしていく

⑦あとは葉っぱを開くだけ。

⑧双葉が開いた。
多少反省点もあるが、今回の撮影は大体成功と言ってよいだろう。
この写真は、3灯のLEDを使って撮影をしている。
左奥からメインライトを。右側からは、メインライトで生じた陰を起こすフィルインライトを入れている。
この2灯だけでも芽生えの透明感は充分描写できるのだが、少し物足りないので、最後に輪郭にハイライトを出すためのアクセントライトを右奥から入れてみた。
ライティングはこれで良いとは思うのだが、すべてのカットを同じライティングで撮影したとしても、土の湿り具合によって写真の雰囲気が少し変わってしまうのが本当に難しい。
②は土が乾きすぎているし、③は逆に湿りすぎだ。
「誰もそんなところまで気にしてないよ」と言われればそれまでなのだが。
さて、昨日なんとなく注文した本が今日届いたのだが、想像以上に面白かったので共有しておく。

皆越ようせいさんの、「ミミズのふしぎ」という写真絵本だ。
公園でよく見かけるミミズの糞の話題から始まって、一般にほとんど知られていないミミズの生態が紹介されている。
皆越ようせいさんは土壌生物の写真家で、ダンゴムシやナメクジの本など、一般にジメジメしていて気持ち悪いとされる生き物の生態を中心に撮っておられる。
僕が皆越ようせいさんの本を買うのは恐らくこれで4冊目だが、すっかりファンになってしまった。
ダニの絵本も出されているようなので、今度はそっちも買ってみようと思う。
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