ねこじゃらし
- 景山陽
- 2024年9月4日
- 読了時間: 2分

ブタクサの撮影は、毎日毎日、日課のように続けている。
自然写真は、時間を掛ければかけるほど結果が出る。花粉飛散は、余裕があるのなら腰を据えて撮影したいテーマの一つだ。

草薮を歩くと、キンエノコロの花粉が足元で飛び散る。
背景がもう少し暗ければ文句無しなのだが、これはこれで上手く撮れている方だろう。
僕が今回撮影したのはキンエノコロという種類のエノコログサ。
ただ「ねこじゃらし」と聞けば世間は緑色のエノコログサを思い浮かべるはずだ。
やはり定番である普通のエノコログサの花粉飛散も撮っておきたい。
花期の問題なのかもしれないが、今の時期はキンエノコロに比べ、エノコログサの花は少なく、被写体探しにやや手こずる。
おまけに、せっかく花が咲いても、撮影する前に朝露や風で花粉が葯から落ちてしまう。
そこで、今日はまだ若いエノコログサの株を採取して持ち帰り、庭の鉢に植えておいた。
これで、毎日様子を見ておき、花が咲きそうになったら花粉が風や雨で飛ばされないようにビニールなどで保護することができる。
9時頃、近所のブドウ畑が収穫作業をしていたので写真を撮らせて貰おうとしたのだが、忙しい時に声を掛けるのは迷惑なんじゃないか?と気が引けてしまい、結局道を引き返してしまった。
そもそも写真を撮らせてもらう時点で相手には必ず迷惑をかけるのだから、ウジウジしているだけ損なのだが、今日だけは写真への思いが僕の生まれ持った引きこもり特性に負けてしまった。本当に馬鹿だと思う。
こんなんで将来、大丈夫なのかな?
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