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どんぐりと動物

  • 景山陽
  • 2024年8月31日
  • 読了時間: 2分

植物の生態を写真で説明しようとすると、自ずと植物以外の写真も必要になってくる。

例えばドングリ。

ドングリは通常秋になると熟して地面に落ち、適度な湿り気があれば発根して冬を越す。

しかし、全てのどんぐりが木の下でそのまま芽生える訳ではなく、落下後、ネズミ等の動物によって遠くへ運ばれたりもする。

倒木を渡るアカネズミ


去年の秋は、アカネズミがドングリを運ぶ様子を撮影するため、毎朝山梨北部の山に通っていた。

結局、クヌギのドングリを運ぶシーンを最低限のクオリティで撮れたものの、ライティングに課題が残る写真だった。

できることなら今年もリベンジしたい。

去年は赤外線センサーを使った自動撮影システムを組んでいたが、ネズミが通っても走る速度が早すぎてシャッターが追いつかないことが多かった。

そこで、今年はブラインドテントを張り、遠隔操作での撮影にしようかと思う。


ネズミの他に、カケスの撮影もしたい。

カケスもドングリを咥えて運ぶことで有名だ。

児童書に載っている写真で、カケスがドングリを咥えている写真を見てみると、みんなセンサーカメラで撮影したであろう写真なのだが、鳥にストロボを使うのは今の時代に合っていないので、僕はブラインドにこもって日中に撮影することにしたい。

宮崎学さんの本の中で、カケスは警戒心が強いと書いてあったので少し不安ではあるが。


僕は、鳥の撮影に関しては経験不足で下手くそ。まずはトレイルカメラをしかけまくってカケスが降り立つ場所を探すところから始めなければならないだろう。


昨日に引き続きオオブタクサの花粉飛散を撮った。昨日の写真よりも花粉を目立たせるために逆光のライティングを強めにしたのだが、なんだか微妙。

昨日撮った写真の方が、光も背景もシンプルで良い写真に見えてきた。

何でもかんでもドラマチックに撮れば良いってもんじゃないのだろう。



 
 
 

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