検出範囲
- 景山陽
- 2024年10月29日
- 読了時間: 2分
精度の良い赤外線ビームセンサーを手に入れたいという話を数日前に書いたのだが、良さげなセンサーがネット上にあったので買ってみた。
パナソニックのCX-412という工業用のセンサーで、普通に買うと1万円を超えるのだが、今回は中古で2000円以下のものを手に入れることができた。
やはり、こういった光電センサーの類は初めから国産を買っておくのが1番良いと思う。中国の通販に売っているものはよく分からないものが多い。
早速、回路を組んでみた。
高速で通り過ぎる物体にもちゃんと反応してくれるし、昆虫の飛翔を撮るくらいなら問題無いと思う。
ただ、数mmの物体には反応しないことがわかった。これでは、カタバミの種のような微小な物体を検出してくれない。
カタログスペックをよく見ると、通常時の最小検出サイズは、12mmまでと書いてある。しかし、別売りのスリットを取り付ければ、0.5mmまでの小さな物体も検出できるようになるようだ。
0.5mmの物体が検出できるのであれば、大抵の植物の瞬間写真は撮影することができる。
しかし、スリットを取り付けると今度は検出範囲が狭まるらしく、投光部と受光部のスペースを数cmしか開けることができない。
投光部と受光部のスペースがあまりに狭すぎると、撮影時、画面内にセンサーが写りこんでしまうので引き気味に撮影することが難しくなる。
センサーの位置を上手く調整するしかないだろう。
とりあえず、別売りのスリットを買ってみることにした。
細かいことは、スリットが届いてから考える。
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