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時間ロス

  • 景山陽
  • 2024年4月1日
  • 読了時間: 2分

今日もオオイヌノフグリの定点撮影にリベンジした。

前回は花を室内に入れたせいで花が正常に閉じなくなってしまったので、今回は外で撮影することに。

幸い、去年採集して庭に植えた株が、今年になってちょっとした群落並に繁殖してくれているので庭でじっくりと撮影ができる。

朝7時頃、3脚とストロボをセットし、開花を待った。

ライティング機材は定常光の方が深度合成に向いていて良いのだが、屋外での撮影の場合風でブレやすいので、瞬間光を扱うストロボの方が向いていると判断した。


開花までは撮影は順調だった。

しかし、午後になると強風が吹き始めた。

花が風で吹き飛ばされたらいけないので、風よけの容器を室内に探しに行った数分間、その僅かな間にオオイヌノフグリの花びらは吹き飛ばされてしまっていた。


またか…

流石に3度目の失敗は堪える。


定点撮影は、他の撮影よりも時間がかかり、拘束時間が長いので、失敗した際の時間的ロスが大きい。

このまま今日1日何の写真も撮れないのは不味い。

まだ夕方までは時間があったので急いで予定を変更し、外に撮影に行くことにした。


外ではソメイヨシノやヒガンザクラ等、桜が花盛り。

花を撮影していると、花の周りをコバエのような虫が羽音を立てながら飛び交っている。

よく見ると少し大きくて毛むくじゃら。

ビロードツリアブだ。

花から花へホバリングをしながら移動し、吸蜜していた。


長いストロー状の口を持つ。


タンポポの花をよく見ると、同じ株でも花に違いがあることが分かる。

例えばこれ、真ん中に芯のようなものがあるのが咲いて一日目の花。

芯のようなものは、まだ咲いていない花だ。


2日目の花。芯はほどけていき、小さくなってゆく。

3日目の花。

芯は全てほどけ、満開だ。

翌日になると花はしおれ、種を作り始める。


サンショウが芽吹き始めていた。

 
 
 

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