まっ黄色
- 景山陽
- 2024年4月11日
- 読了時間: 2分
バイト前に田園地帯を散策。
いつも通る橋沿いに生えているクヌギの木を見てみると、春なのに紅葉しているみたいにまっ黄色だ。
まっ黄色の正体は、葉と同時に芽吹いたクヌギの雄花。

雄花の中には黄色い花粉が詰まっており、風に吹かれると花粉が飛散する。雄花の黄色は、花粉の黄色なのだ。

房状に垂れ下がる。花粉が飛ぶ様子を撮影してやろうと、棒でたたいて雄花を揺らしてみたが、花粉が全く出てこない。
あれ?と思い雄花をよく見てみると…

まだ一つ一つの雄花は蕾のまま丸まっていて、花粉を飛ばす準備が整っていないようだ。でも、もう数日で花が開いて飛ばし始めることだろう。

ツクシももう旬が過ぎかけていて、代わりにスギナが随分成長してきている。その証拠に、スギナハバチがツクシとスギナの周りを飛び交っていた。こいつらは、ツクシのシーズンが過ぎ始めると大量に出てくるように思う。

まだ朝日が当たり始めて間もない時間帯だったからか、カラスノエンドウの花はまだ咲いていないようだった。
タンポポやオオイヌノフグリと同じく、光が当たり、気温が上がり始めると咲くのだろう。

花の下の蜜腺には、蜜が染み出していた。
もう少し蜜が出ている様子をうまく描写できるように粘ればよかったかな。

カラスノエンドウのツルが巻きつく様子を撮ってみたら面白そうだけど、アサガオやヘチマに比べてツルが短くて小さいので、連続写真でわかりやすく採れるかどうか自信が無い。
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