ささくれ
- 景山陽
- 2024年2月2日
- 読了時間: 2分
植物の種を指でつまむシーンを撮ろうと思い、いざ自分の指を使って撮影してみると、ささくれが酷くて気になった。
普段から土を弄ったり、園芸用の農薬を使ったりしているせいで、手荒れが酷いのだ。
理想を言えば、誰か小さい子供にモデルになって貰い、子供の小さくて綺麗な指を撮影するのが一番なのだが、僕の周りに幼稚園から小学生くらいの子供の知り合いが居ない。
仕方がないので、僕より手荒れはしていないであろう妹を呼び、モデルになって貰う事にした。しかし、いざ撮影直前で気付いたのだが、妹の手には刺青が入っていて、とてもじゃないが子供向けの本に載せられるような絵にはならないのだった!
結局、僕の指を撮影し、あとからPhotoshopでささくれを消すことになった。
指は普段からケアしておくべきかもしれない。
ここ数日、植物の連続写真を撮影していたのだが、僕の詰めの甘さが原因で撮り直さなければならなくなった。
本の中で使う写真を撮る時、トリミングする余裕を写真の中に作っておくということは、意識して撮影していたつもりだったのだが、それは僕の自惚れで、実際はもっと画面に余裕を持たせなければならなかったようだ。
編集者とのやり取りの中で、実際に仕事をしないと分かりえなかったことが沢山出てくるので、とても勉強になる。
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