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ツタの虫こぶ

  • 景山陽
  • 2月4日
  • 読了時間: 2分

更新日:2月5日

イヌタデの芽生えを撮影したいので、種の採集に向かった。イヌタデは、その辺の湿った場所に生えている雑草だ。

こういう場合、車だとむしろ勝手が悪いから原付で行くのだが、今日は寒すぎて運転しているだけで体力を消耗してしまった。


いざ田んぼの周辺で探してみると、全く見つからない。僕はてっきり、枯れたイヌタデが地面に残っていて、簡単に見つかるものだと思っていたのだが。

エノコログサなんかは、枯れた植物体が春になるまで残っていたりするが、イヌタデは枯れたらすぐに分解されてしまうのだろうか?


そうなると、地面に落ちた種を探すしかない。

スマホでイヌタデの種を画像検索してみると、黒くて光沢のある種のようだ。大きさは1ミリほど。

これほど小さいと、1粒1粒目視で探すのは心が折れる。

いちばん良いのは、去年の秋にイヌタデが生えていたであろう場所に再度行って、周辺の土ごと掬ってくる方法。そうすれば、家でじっくり土の中の種を探せば良い。

ただ、僕がイヌタデの存在をあまり気にしていなかったせいで、確実に生えていた場所を記憶しているのは、家から40分以上かかる、白州地域。

最近ガソリン高いからあまり遠出したくないんだがなぁ。今日はもう時間が無いし、明日行くことにした。

キヅタが実を付けている。

実を撮影していると、普通の実とは様子の違うものが混じっていた。

おそらく虫こぶだろうと思ったので、持ち帰って中身を切り開いてみることに。

やっぱり、実の中には小さい部屋があって、小さい幼虫が住んでいた。

調べてみると、虫こぶの名前はキヅタツボミフクレフシで、その主はキヅタツボミタマバエという名前らしい。




 
 
 

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