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雪山

  • 景山陽
  • 1月23日
  • 読了時間: 2分

朝から山梨東部へ。ヤドリギの撮影の下見だ。

ヤドリギの仲間は、甲府盆地ではかなり少なく、山梨では高原や、林道を少し上った先など、冷涼な地域でないと大きな群落を目にすることは少ない。

そうした冷涼な地域は大抵、冬になると林道が冬季閉鎖されてしまうので、ヤドリギ撮影の熱いシーズンである3月に生息地までアクセスできないという問題が生じがち。

そこで、冬でも閉鎖されず、かつ車で楽に行ける自生地はないかと探していたのだが、1ヶ月ほど前に山梨東部で良い場所を見つけたのだ。

林道から外れ、何となく山を登ってみた。

久々の急登はなかなかキツくて、頭の中で帰る理由を探しまくってしまう。

雪の上を歩く黒い影。セッケイカワゲラを見つけた。雪の上で見つかる虫だ。

こうなったら、同じ雪上の虫であるクモガタガガンボも見つけたくなる。

虫を探しているうちに苦しさを忘れ、一気に尾根までたどり着いた。

尾根の低木にはツルウメモドキがたくさん絡まっていて、その真下にはたくさんのオレンジ色の小さな穴が空いている。

穴を覗くと、全て鳥の糞だった。

糞は、ツルウメモドキの果肉でオレンジ色をしていて、種がぎっしり詰まっている。

持ち帰ろう!と思ったのだが、またタッパーを車に忘れてきてしまった。手のひらで包んで持ち帰るには帰路が長すぎるので、今回は断念。

色んな動物の糞から種が発芽するシーンを撮り集めたら、結構面白いと思うので、少しづつ進めている。

肝心のヤドリギは、一番背景が抜けていてスッキリしている撮影スポットが工事中で、車が停められなくなっていた。3月には終わらないだろうか?

 
 
 

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