結晶
- 景山陽
- 2024年2月26日
- 読了時間: 2分
昨日は雪が降った。ちらつく程度だと思っていたのだが、予想外にどさどさと降り始めた。牡丹雪という奴だろうか。
庭に出て、作業をしていると、あっという間に服が雪だらけ。
せっかくだから服に落ちてきた雪の結晶を撮影してみた。

雪の結晶にも色々と種類があるらしく、それぞれの地域の気候によって見られる結晶の種類が違ってくるようだ。
以前、気象現象のカメラマンとお話をさせていただいたときに、雪の結晶にも綺麗に撮影できる場所とそうでない場所があるというような話を聞いたことがある。話の内容は緊張していて詳しく覚えていないが、確か、どこかの高原が良いみたいな話だったような気がする。
ここ数日、いろいろと用事があったり室内での定点撮影が忙しかったりで、ほとんど外に撮影に行けていない。
今さっきまではオナモミの発芽の連続撮影にくぎ付けになっていた。
植物の連続写真の場合、一定の画角のまま植物が成長していく様子を撮影しなければならないのだが、植物の成長後の大きさを事前に予測できていないと、カットが進むにつれて画面に余裕のない写真になってしまう。
数日前、自信満々で構図を決め、撮影を初めたオナモミの芽生えが、僕の予想をはるかに超えて大きく成長してしまい、結局撮り直しをする羽目になった。
オオオナモミの場合、芽生えが殻を脱ごうとするときに葉が上に伸びていくので、上下に多く余白を作る必要があったのだ。
かといって余白を作るために引いて撮りすぎると、背景がボケずらくなって画面が乱雑になるので、その分奥行きのある背景を用意しなければならなかったりする。
ホトケノザやタンポポサイズの小さな芽生えならともかく、オナモミやドングリみたいな大きめの芽生えの撮影セットを作るとなると、照明だけでなく背景セットも大掛かりになってくる。
Comentários