紅葉が遅い
- 景山陽
- 2024年10月17日
- 読了時間: 2分

定点撮影中のソメイヨシノは、アメリカシロヒトリの猛攻を紙一重で生き延びたようだ。
とはいえ、あまり状態は良くない。

ほとんどの葉が紅葉を始めている。
定点撮影中の葉の紅葉の進行がかなり遅い。
左が9月18日撮影で、右が今日撮影の写真。
日当たりはあまり悪くないはずだが、どうにも運が悪いなぁ。他に用意した予備の葉っぱも似たような状態だ。
でも、少し黄色くなり始めているし、ここ一週間くらいで一気に色づき始めるかもしれない。
油断は禁物だ。

秋の草原でしばし撮影。
そういえば、数日前から続いていた体調不良がいつの間にか回復していた。

セイタカアワダチソウが青空に映える。
背が高くて黄色いし、いかにも「自分、花粉飛ばせます」みたいな風貌をしているので、秋の花粉症の原因として間違えられがちなのだが、セイタカアワダチソウは花粉を風ではなく虫に運んでもらうので、花粉症の原因にはならない。

花の一つ一つはこんな感じ。

花粉や蜜を集めにハチやハエの仲間がやってくる。

山に自動カメラを仕掛けに行っている途中、林道脇でゲンノショウコを見つけた。

ゲンノショウコの実。熟して乾燥すると、種を弾き飛ばす。
子供向けの本では種を弾き飛ばす植物の一例としてよく紹介されている。そこで使われている写真の殆どが、栗林慧さんが撮影されたものだ。
ゲンノショウコは街中だとまず見かけないし、よく似た生態を持つアメリカフウロの方が身近に溢れているので、僕はアメリカフウロの方ばかり撮影している。
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