目印
- 景山陽
- 2024年8月28日
- 読了時間: 2分
定期的に同じ個体を定点撮影しようとしても、植物というのは目まぐるしく成長をしているので、たった数日目を離しただけで自分がどの個体を撮影していたのか、見失うことが良くある。
ある時は目印にしていた葉の形が虫食いで変わっていたり、ある時は強風でなぎ倒された茂みに埋もれてしまったり。
虫や植物の視点で見れば、ずっと変わらない風景というのは存在しない。
今はススキの穂が出る様子を定点撮影中だ。
ススキは比較的大きい植物なので植物自体を見失うことは無いが、自分が現在どの穂を撮影していたのかは、目印を付けないと容易に見失う。

僕は、定点撮影中の植物を見失わないための目印として、上の写真のようなビニールタイを使っている。
元々は、アサガオのツルを支柱に巻き付けるために買ったものだ。
2年前のどんぐりの定点撮影では、取り外しが可能なタイプの結束バンドを枝に巻き付けて目印にしたりもした。
ひとつ、気をつけなければならないのが、人に管理されているような場所には決して目印を付けないということ。
例えば、農道脇に生えている植物は定期的に農家の人が草刈機で狩るだろうから、草刈機にビニールタイや結束バンドが引っかかったりしたら大変だ。(果たして引っかかるかはわからないが)
その辺の道端とかでも、市町村の道路管理者が草刈りを実施したりするので、全く草刈りされない場所というのは、実はかなり少ない。

連日、アサガオの蘂を撮っていたが、まだ葯が開く前の雄蕊を撮っていないことに気が付いたたので、すぐに撮っておいた。
明日からしばらく雨なので、庭や室内で撮れるものを徹底的に撮っておきたい。
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