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朝日

  • 景山陽
  • 2024年4月19日
  • 読了時間: 2分

午前6時。朝日の当たる林道を歩いた。


コナラの雄花が朝日に照らされて光る。

よく似たクヌギの雄花に比べると、少し緑色が強い。


雄花が風などで揺れると、雄花の葯に貯まっていた花粉が飛び散る。

花粉を撮影するのは、朝の低い光線状態が一番望ましい。

ただ低い光線が必要なだけなら夕方でも条件は満たせるのだが、夕方になるころには花粉が風で飛びきってしまっていて葯の中に残っていないことが多いので、比較的風の吹かない夜を経た早朝の時間帯が撮影に向いているのだ。


この手の写真は花粉がきちんと描写できていることの他に、雄花にもピントが合っていて欲しい。しかし、その条件を同時に満たそうと思うと途端に撮影が難しくなる。

揺れる雄花にピントを合わせようと思うと、被写界深度とシャッター速度の両方を稼がなければならないのでisoをかなり上げなくてはならないのと、f値を上げる分、背景が離れていないと被写体と背景の分離が悪くなってしまう。


先日、定点撮影中のタンポポの実が何者かに中身を食べられてしまっていて困ると書いたのだが、犯人がわかった。

僕は当初何かしらの昆虫がほじくっていると思っていたのだが、実際はカワラヒラの仕業だった。

現行犯を目撃したので間違いないだろう。

実にネットでも張ってバリアをかけておこうか。


 
 
 

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