つる
- 景山陽
- 2024年5月7日
- 読了時間: 2分

去年の秋に植えておいたカラスウリの塊根からいつの間にか芽が出ていた。
もうすっかり葉を展開して蔓を伸ばしている。

特に支柱を添えたりもしていなかったので、プランターの中に一緒に生えている同居人の雑草に蔓を巻き付けているようだ。
蔓の鶴の巻き方をよく見ると、最初は時計回りなのに途中から捻れが逆転して反時計回りになっている。
せっかく庭でカラスウリを育てているのであれば、蔓が支柱や枝に巻き付く様子を定点撮影しておきたい。
蔓が巻き付く様子の撮影はアサガオやヘチマでしかやったことは無いが、おそらく同じウリ科のヘチマと同じような巻き方をするのだろうと思う。

下見も兼ねて、ヘチマの巻付き運動を取り上げている本を本棚から何冊か引っ張り出して読むことにした。
「科学のアルバム」シリーズは、中身はガッツリ科学物で、少しお堅い印象を感じるかもしれない。
昔の本なので写真も当然古いのだが、ネットに出回っていないようなマニアックなシーンの写真も載っていたりして中々面白い。
佐藤有恒さんや、清水清さんなど、このシリーズが無ければ知る機会は無かったであろう写真家が沢山いる。
お二人とも、元教員だそうだ。
自然写真家は、学校の先生が多い気がする。

埴沙萠さんの「植物記」にもヘチマの定点撮影が取り上げられている。
この本は僕のバイブルとも言える存在で、誇張とか一切抜きで人生で一番読んでいる本だ。
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