15分
- 景山陽
- 2024年4月10日
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昨日、遂に普通自動車免許を取得したと書いた。
そして今日、バイト先まで初めて一人で車の運転に挑戦してみた。横に教官が座っていないというのは、開放感半分、不安が半分だ。
結果は惨敗だった。バイト先から家に帰る15分の間に3回も車をぶつけてしまった。
隣に教官が座ってたら殺されていたと思う。
1回目は、バイト先の駐車場から県道に合流する時、縁石に乗り上げてしまった。
2回目は、家の車庫に入れる時、左に車体が寄りすぎてミラーが石垣にぶつかり、故障してしまった。
3回目は、ミラーをぶつけた直後、なんとか車体を真っ直ぐにしてバックしたら、母親の車に衝突してしまった。
左右に意識が行き過ぎて後ろを見ていなかったのだ。
もう、脳みそが限界だった。
慌ててギアをパーキングに入れ、エンジンを切り、文字通り、這う這うの体で前傾姿勢になりながら車から脱出して母親に助けを求めた。
俺が車の運転に慣れるのが先か、車が大破するのが先か。
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