開かない蕾
- 景山陽
- 2024年3月24日
- 読了時間: 2分
オオイヌノフグリの花の一日の運動を定点撮影しようと思い、オオイヌノフグリを植えた鉢を室内に移動させ、セッティングした。
しかし、鉢に植えていた株の調子が悪かったらしく、蕾は一向に開く気配がない。9時になっても全く開く素振りを見せなかったので、撮影を断念。
他の鉢に植えてある株は元気に花を咲かせていたのだが、この株は鉢に植えてから数日たっており、管理が杜撰になっていたのだ。
植物の定点撮影は一発で成功することはほとんどなく、何回か失敗するのだが、はじめの失敗は大抵、今回みたいなしょうもない失敗だったりする。

開かない蕾。

スギ花粉はもう終わりかけなのか、つついても花粉が出てこなかった。
今年はスギ花粉がとても少ない気がする。去年の今頃は花粉で富士山が霞んで見えたのだが。

ホオノキはまだ芽吹きの時期は来なさそうだ。

登山口でフキノトウが顔を出していた。
僕はあまり山菜狩りに興味は無いので、山菜をあまり食べたことが無い。山菜狩りをする人は、食べることよりも採集することに楽しみを見出しているのだろうか。釣りがそうであるように。

夕方、オオイヌノフグリ群落を覗くと、役目を終えた花が地面に散らばって落ちていた。落ちた花びらをよくみると、蕊がくっ付いており、自家受粉をした名残がある。
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